[Flutter/dart]サイズの異なる画像を並べる
概要
スマホアプリで、画面上に画像を並べることは多いと思います。
ユーザがアップロードした画像や、ネット上からダウンロードしてきた画像を表示する場合は、画像のサイズが揃っていないことが多いです。
ツイッターのように1列で並べるならさほど問題ではないでしょう。幅を決めて、それに合うように長さを調整すれば大丈夫です。
しかし、2列以上で並べたい場合はすこしやっかいになります。
今回はそんな場合の対処法を考えてみました。
詳細
1 元のアスペクト比のまま並べる
幅を決めて、長さは元の画像のアスペクト比を保つように調整します。この場合、各行の高さは同じになりません。
ピンタレストなどがこの手法を取っています。

2 所定のサイズで切り取って表示
画像を配置する領域を固定してしまい、画像がそれに納まらない場合は切り取って表示するというのが第2の方法です。タップすると全体が表示されるようにします。
インスタグラムやGoogle Driveがこの手法を取っています。

ちなみにインスタ並みにアプリ側の力が強くなると画像を上げる側がサイズを意識してくれるようになりますね。
実装
自分のアプリshoes_keepでは2の方を採用しました。flutterでの実装を載せておきます。
static Widget ImageContainer({double height, double width, double cornerRadius, ImageProvider image, Widget child}){
return Container(
width: width,
height: height,
decoration: BoxDecoration(
borderRadius: BorderRadius.all(Radius.circular(cornerRadius)),
image: DecorationImage(
fit: BoxFit.cover,
image: image
)
),
child: child
);
}
height、widthは表示領域の高さと幅、cornerRadiusは角の曲率、imageが画像、childは画像の下に表示するwidgetです。
Boxfit.coverとすると、画像が表示領域より大きい場合は切り抜きます。(参考)
次のように使います。
ImageContainer(
width: 100,
height: 100,
cornerRadius: 0,
image: Image.file(filePath).image
),
shoes_keepではこのように表示されます。(画像のサイズを上手く選んでいるので分かりにくい笑)

最後に
1の方法を採用しているのはピンタレストぐらいでした。実装もなかなか難しそうです。
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