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[Flutter/dart]文字入力用フォームを作成する


概要


アプリ内でユーザに文字入力をしてもらうためのフォームを作る方法をご紹介します。



方法


新たにStatefulWidgetを作成します。なぜかというと、入力された内容に応じて「OK」ボタンを押せるかを変えたいからです。(例えばTwitterは文字数が1~140じゃないとツイートボタンを押せないですよね)


class MyTextInput extends StatefulWidget{

  final bool Function(String) buttonEnable;//入力文字列をチェックする関数
  String title; //入力フォームのタイトル
  int maxLen; //入力文字列の最長

  MyTextInput({this.buttonEnable, this.title, this.maxLen});

  @override
  State<StatefulWidget> createState() {
    return MyTextInputState();
  }
}

class MyTextInputState extends State<MyTextInput>{

  bool _enableButton=false;
  TextEditingController controller;

  @override
  void initState() {
    controller=TextEditingController();
  }

  @override
  Widget build(BuildContext context) {

    return AlertDialog(
        title: Text(widget.title),
        content: Column(
            crossAxisAlignment: CrossAxisAlignment.center,
            children:[
              TextField(
                controller: controller,
                maxLength: widget.maxLen,
                onChanged: (text){
                  _enableButton=widget.buttonEnable(text); //1
                  setState(() {});
                },
              ),
              SizedBox(height: 8,),
              Row(
                mainAxisAlignment: MainAxisAlignment.end,
                children: [
                  FlatButton(
                      child: Text("Cancel"),
                      textColor: Colors.blue,
                      onPressed: ()async{Navigator.of(context).pop("");}
                  ),
                  FlatButton(
                      child: Text("OK"),
                      textColor: Colors.blue,
                      onPressed: _enableButton? ()async{
                        Navigator.of(context).pop(controller.text);
                      }: null //2
                  ),
                ],
              ),
            ]
        )
    );
  }
}


このクラスは3つの引数をとります。buttonEnableが入力文字列をチェックする関数です。TextFieldのonChangeイベントで入力内容を都度チェックし(1)、問題ある場合はFlatButtonのonPressedをnullにします(2)。こうすることで、入力内容が規定外の場合はOKボタンを押せなくなります。



このクラスは以下のように使えます。

class MyHomePageState extends State<MyHomePage>{
  @override
  Widget build(BuildContext context) {
   return Scaffold(
     appBar:  AppBar(
       title: Text('demo'),
     ),
     body: Container(
       child: Center(
         child: RaisedButton(
           child: Text('input text'),
           onPressed: ()async{
             String input=await showInputTextForm(context);
             //1 入力内容を処理
           },
         ),
       )
     )
   );
  }

  Future<String> showInputTextForm(BuildContext context)async{

    String input=await showDialog<String>(
        context: context,
        builder:(context)=> MyTextInput(buttonEnable: checkInput, maxLen: 100, title: "入力",)
    );
    if (input==null){
      input="";
    }
    return input;
  }

  bool checkInput(String text){
    return text.length>0;
  }
}

この例では文字数が0以上であればOKボタンを押せるようにしています。もちろんもっと複雑な処理も可能です(文字数の上限や既存のデータと重複がないか、など)。

1の部分で取得した入力文字列に応じた処理を書いてください。Cancelボタンが押されたら空白文字列が返されるので場合分けしてください。


こんな感じの入力フォームが表示されます。(何も入力していないのでOKボタンは無効になっています)



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